Windows Azureがいつの間にやら日本リージョンでも仮想マシンを立てられるようになっていたので、東アジアリージョンに設置していたマシンを移行してみました。
一旦マシンを終了して、リージョンを変えて再起動、というような具合にはいきませんで、やはり物理的にデータをリージョン間で移動させるという処理が必要でした。
データのコピー命令を実行するには、コマンドラインツール経由でしかできず、そのためにはまずアカウント情報をコマンドラインツール側に教えてやる必要があります。
以下手順です。
1. 移転先のリージョン(今回は東日本)にストレージアカウントを作成
2. 新しく作ったストレージアカウントにコンテナを追加(プライベート)
3. この記事を参考にMac用のAzureコマンドラインツールをインストール
4. インストールが完了したら、ターミナルを開く
5. $ azure account download
6. 自動でブラウザが開き、publishsettingsがダウンロードされる
7. $ azure account import [手順6でダウンロードしたpublishsettingのパス]
8. $ azure storage blob copy start --account-name [コピー元ストレージのアカウント名] --account-key [コピー元ストレージのアカウントキー] --dest-account-name [コピー先ストレージのアカウント名] --dest-account-key [コピー先ストレージのアカウントキー]
9. SourceURIにコピー元ストレージのコンテナ内にある、コピー元仮想マシンのストレージ.vhdのURLを入力
10. Destination Container Nameに手順2で作ったコンテナ名を入力
9. SourceURIにコピー元ストレージのコンテナ内にある、コピー元仮想マシンのストレージ.vhdのURLを入力
10. Destination Container Nameに手順2で作ったコンテナ名を入力
コピーが完了するまで待つ
11. $ azure storage blob copy show --account-name [コピー先ストレージのアカウント名] --account-key [コピー先ストレージのアカウントキー] で進捗を確認可能
今日は眠いので今度追記。
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