変更点は以下のとおり。
- ディスプレイの表示を調整し、以前よりも見やすく大きく表示するように
- Windowのタイトルバーを非表示に
- OSのメニューバーを非表示に
- Oculus Riftが接続されていない時のエラーメッセージを追加
- Mac OS 10.9における不具合により、対応OSを10.10以降に変更
1. ディスプレイの表示を調整し、以前よりも見やすく大きく表示するように
DK1に比べて、DK2の解像度が上がったとはいえ、やはりOculus Rift経由で画面を表示すると、DPIの関係上、どうしても文字がほぼ読めなくなってしまいます。そのため、以前のバージョンよりも画面を大きめにレンダリングするように変更しました。デメリットとしては、実際に巨大なスクリーンが目の前に出現するようになり、視界をほとんど覆ってしまうことですが、その分文字は読みやすくなっています。
また、Tips的には、メインのディスプレイの解像度をあえて低めに設定することで、解像度の低い小さめのディスプレイがVRDisplay内に表示され、現実的に作業がしやすくなります。
2. Windowのタイトルバーを非表示に
3. OSのメニューバーを非表示に
Oculus Riftを装着した際に、なぜか視界の上方がぼんやりと明るくなっていたので調査を行ってみたところ、WIndowのタイトルバーとOSのメニューバーの二つが表示されておりました。
この二つを非表示にすることで、先の問題も解決され、本来あるべき没入感を提供することが可能になりました。
4. Oculus Riftが接続されていない時のエラーメッセージを追加
5. Mac OS 10.9における不具合により、対応OSを10.10以降に変更
4は5の調査を行った際に副次的に追加したものですが、とりあえずそちらの方が親切なので残しました。
5に関しましては、ユーザー様より報告があり、調査をしたところ、どうやら10.9においてはNSApplicationDelegateのapplicationDidFinishLaunchingが呼び出されていないようで、一旦現状の対応端末から外しています。
原因については調査中で、何か分かり次第このブログでも報告したいと思います。
以上小さめのアップデートでした。
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公開時の元記事は以下
SwiftでOculus Rift DK2向け仮想デスクトップアプリを作った
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